日本のおもてなし文化と茶の湯 – 心地よい茶湯の場で改めて気付いたこと
- お知らせ2021.08.11
日本のおもてなしは、今や世界に誇る日本の文化となりました。この今回のオリンピックでも、海外からの選手や関係者の皆さんが、日本の「おもてなし」に感動をしたというニュースを何度か拝見しました。
おもてなしの心は、平安・室町時代に始まった日本で古くから伝わる「茶の湯」がその源流とも言われています。茶の湯と共に、この心は長い歴史があるのです。
「おもてなし」の語源の一つは、「表裏なし」で、それは表裏のない心でお客様に接していくということです。
おもてなし講座を開催させていただいている身としても、日本のおもてなしの心をお伝えできることが大変嬉しく思っています。同時にまたこの学びも、私自身も日々インプットを続けていきたいと感じました。
今回この茶の湯に参加させて頂いて、おもてなしは、まさにもてなす側の心の在り方が大切ではありますが、招かれた客も亭主や周りの方への感謝の気持ちを表し、心配りも大切にすること、ということを改めて体感しました。
一期一会や感謝の気持ち、これらを意識して行うことって少なくなっている事はありませんか?茶の湯に行くことはなくても、食事に招かれたり、集まりに招かれたりした際には、行く側としてもこの心をふと思い出していきたいものです。
とても、心地の良い素敵な空間でのおもてなしに心が潤いました。